3.11


あの日 小学校から帰ってきた僕たちは、
テレビから流れてくる映像に目を疑った

こんにちは
健児武郎です

学年末テストも終わり、
一息ついたと思ったら、

もう この日ですか。

東日本大震災(ひがしにほんだいしんさい、ひがしにっぽんだいしんさい)は、2011年(平成23年)3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震とそれに伴って発生した津波、およびその後の余震により引き起こされた大規模地震災害である。(wikipediaより)

あの当時
小学生だったこともあり
ボランティアに行きたくても行けませんでした

その 自分の無力さが ずっと心にのこっていたので
去年 今更とは思ったのですが
学校の希望制行事で 東北ボランティアに行きました

僕たちは、直接 瓦礫を撤去するなどはなかったのですが

昼は 被災者の現状を見に行き ワカメ作業(海から採ったワカメを茎と葉の部分に分けてから茹でる作業)や畑仕事をし、夜は 泊まらせていただいていたお寺に来ていただいた被災者の方のお話を聞くという生活を送りました

よく そういうボランティアなどに 芸能人が行ったのをテレビで見ると
決まって

逆にこっちが元気を貰いました

などという人が多く、正直
ただのテンプレートだと思っていたのですが、

帰ってきた自分のが 感想として思ったのが その言葉でした。

そして、
被災者の方々にお会いして思ったのは、
被災者の方々の気持ちは 復興しようとしている
ことでした。
家族や 友人を失った悲しみは 消えることはありません。でも、みなさんそれぞれが 自分の出来ることを見つけて されているように感じました。

ただ、土地の復興がまだまだかかりそうです。
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この写真は 実際 一年前に僕が撮った写真です。

これは ベルトコンベヤーで 土地の高さを増すための 土砂を運んでいます。津波に飲み込まれないようにです。

今回の 津波の高さは 想定外 という話もありますが、
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この石碑を見てみてください

この石碑には
  1. 地震が来たら津波が来る
  2. 地震があったら高所に逃げろ
  3. 津波を聞いたら欲捨て逃げろ
  4. 低いところに家を出立てるな
と書いてあります。

実際 東日本大震災では、この石碑の直前のところまで 津波が来て止まったそうです。

先人は こんなものを残してくれていたのに
全く気付いていなかった

被災者の方が 僕たちに語ってくださいました。

そして 今その方は 
さくら並木プロジェクト なるものを なさっています


この活動は 津波の到達点に桜を植えて 後世に伝え、100年に一度来る 大地震で 次の世代が 大きな被害に遭わないようにする という目的のもとで やっておられるプロジェクトです。

僕が 大学生になったら このプロジェクトのボランティアに行こうと思います。

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このような 悲劇にあった 東北に
そして この悲劇を繰り返さないために

僕たちは 何が出来るのか

それを 考えていくことが重要だと思います。

以上
健児武郎でした。